日本にかつてあった船員養成のための教育機関。旧運輸省の所管で現在は海上技術学校の名称となっている。また、かつて設置されていた独立行政法人の名称でもある。 1939年7月以降、旧逓信省に附属する海員養成所が北海道小樽市など各地に順次設けられ、1952年8月に海員養成所を海員学校と改称した。2001年4月に全国8か所の海員学校を国の組織から分離して独立行政法人海員学校を設立し、それまであった海員学校は国立海上技術短期大学校または国立海上技術学校に改組された。2006年4月に独立行政法人海技大学校と合併し、独立行政法人海技教育機構に改組された。