「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(2019)を見る。劇場公開は2020年7月31日。大林宣彦監督の遺作。3時間(179分)の長尺映画で、途中「INTERMISSION」(休憩)が入る。3時間見るのは忍耐も必要(笑)。 大林監督は集大成といわれた前作「花筐/HANAGATAMI」(2017年12月公開)を完成させたが、休暇を兼ねて故郷の広島・尾道で兼ねて気軽にエンターテインメント作品を撮ってみてはとの誘いを受けて、直後から広島での巡演中に被爆し全滅した移動劇団「桜隊」を題材として本作の企画に着手し完成させた。評価は賛否あるようだ。2時間以内にコンパクトにできなかったのか。 ・・・ 尾道の海辺にあ…