目が覚めるとベッドの上でした。 側にはミューヌさんが居て、私の体を気にかけてくれました。 大御霊祭りで倒れた私を、宿まで運んでくれたそうです。 「ここのところ事件に次ぐ事件で、疲れていたのかもしれない」 ミューヌさんはそう言いながらも、私をじっと見て「もう大丈夫そうだね」とほっとした表情を見せ、仕事に戻っていきました。 去り際に、カヌ・エ様が私に用があると伝え聞いたので、一息ついたら会いに行ってみましょう。 カヌ・エ様のもとへ行くと、2つの封書を渡されました。 第七霊災から5年を節目として、近く行われる『カルテノー戦没者追悼式典』に関する書類が入っているそうです。 グリダニアの同盟国の盟主に、…