私の生まれた所では、ほんの小さな地方紙が有る。 本当に地元の話題を集めたようなサイズも小さな新聞だ。 それが、人口減少とコロナ禍の影響で採算が取れなくなり廃刊となると言う。 父が創刊時に少し出資していたそうで、今回廃刊になるに当たって、ほんの僅かではあるが返金されると言う。 もともと出資が僅かなので返金も些細なものだが、姉と食事を1回できる程度になるかもしれない。 しかし、ほんの30年程度の間の変化は激しい。 1つの地方紙が創業して、それが廃刊になるのだから。 大体、新聞業界自体が苦戦している様だ。 今の若い世代は新聞を取らない人もいるらしい。 思い起こせば、50年前、たかが大学生の分際で、朝…