電気主任技術者として電気設備の保安管理を行っている中で、業務の一つとして漏電監視・漏れ電流の測定があります。 月次点検でクランプ等を用いて測定していますが一般的に測定個所はB種接地線です。 ただ問題なのが今回の混触防止板つき変圧器。 混触防止板に接地はついていますが理論上そこに漏れ電流は流れません。 どうしようか?そもそも混触防止板は何種?と思ったので少し調べました。 1.混触防止板つき変圧器とは 一般的な変圧器では、変圧器の内部故障などにより高圧側と低圧側が接触し低圧電路側に高圧が侵入することで低圧側に高電圧が出てしまうことを防ぐために、変圧器二次側(低圧側)の中性点にB種接地工事を行うこと…