渡辺秀武

プロ野球選手・スカウト。
通称「メリーちゃん」。*1
右投右打、ポジションは投手。背番号は11→18→29→26→36番。

1941年9月16日生まれ。静岡県出身。
富士高校から本州製紙に進む。
その後日本軽金属を経て1963年、読売ジャイアンツに入団。

1966年、アンダースローに転向し頭角をあらわし、シーズン13勝を挙げる。

1970年5月18日、広島東洋カープ戦でノーヒットノーランを達成。
同年、23勝を挙げジャイアンツのV9黄金時代に主力投手として貢献。

1973年に日拓ホームフライヤーズ、1976年に大洋ホエールズ、1978年にロッテオリオンズ、1979年、広島東洋カープに移籍。
カープでは中継ぎの柱としてリーグ優勝2連覇に大きく貢献した。
また与死球が多く、144個と当時のプロ野球記録を保持していた。*2

1982年、現役引退。スカウトに就任。
気さくな人柄と研究熱心さで人望も厚く、川端順・長冨浩志・山内泰幸・澤崎俊和・新井貴浩らを発掘し入団させた。

2006年、スカウトを勇退後は故郷の静岡県に在住。

2007年8月25日、肺炎のため浜松市内の病院で逝去。