・1870年:平民苗字許可令 平民も自由に苗字を公称可能 ・1871年:戸籍法制定 ・1875年:平民苗字必称令 国民は全て苗字を公称義務 江戸時代においても庶民は苗字を持っていた事が証明されている。貴族や武士のように領地(「名字」の由来)は持っていなくとも庶民は苗字を持っていた。武士の前で苗字を使えなかっただけである。つまり明治の戸籍法制定に伴い新たに苗字を作り出した訳ではない事を理解しておきたい。 江戸時代でも私文書(寄進帳、講名簿、家系図、一族文書等)には苗字を残している事例が各地に発見されている。また、集団内では実際に苗字を名乗り合う事もあったらしい。「賜姓(天皇から賜った姓)」である…