私は“わたし”を演じきれているだろうか? ふと、そんなことを考えさせられる本。 すべての道は役者に通ず 作者:太一, 春日 小学館 Amazon 23人の男優の取材をまとめた一冊。 最初は織本順吉さん、名脇役のお一人。役を演じるときは全身全霊で演技する。 呼吸から仕草、カメラアングルを視野にいれて動くのは当たり前。 山本學さんは声の出し方について。芝居小屋の奥まで声が届くように発声する。 それは大きな声、ではなく通る声。 お一人お一人の役に徹する、役者魂。 ある役を演じることは、『その人を生きる』ということだ。 さて、私は“わたし”を演じきれているかしら? もっと言葉や声、呼吸、動きを意識して…