同じ著者による「機長が語るヒューマンエラーの真実」も併読。2冊とも航空機事故に関わる評論で、著者はジャンボジェット機(B-747)の元機長。 幸いなことにここ10年くらい、国内では大きな航空機事故がなく、私たちは電車やバスにのるのと同じくらいの信頼感で飛行機を利用している。しかし、機械は予期せぬ故障を起こす。また、操縦のミスもあるから100%の信頼感はない。航空機への不信感は恐らく電車やバスより大きい、が常識でせう。 離陸と着陸、どちらが怖い? 特に緊張するのは離陸と着陸の場面。で、「あなたは離陸と着陸、どちらの方が緊張しますか」と問われると「着陸シーンのほうが緊張する」と答える人が多いと思う…