江戸時代末期に田中久重によって考案された、照明器具。それまでの、燃料を燃やすだけの単純なあかりとは違い、空気圧を利用して油が灯の芯までのぼることで、油皿の油が減ると自動的に補給されるようになっている。これにより、蝋燭の10倍程の明るさを実現した。