かつて、ものすごく節約をしていた時期がありました。家庭の事情で、自分のお給料のほとんどを親や親戚に貸していたからです(断るという選択肢を知らなかった)。「こんなに働いているのに、しかも節制しているのに、自分の手元に全然お金が残らない」というむなしさ。苦しいだけで何も残らなかった。その経験を通じて「働くことがバカらしい」とまで思うようになってしまいました。当時の経験から「なんでもかんでも我慢する、というスタイルは自分には合わない。ある程度のお金を使わないと人生が行き詰まる」と理解したので、それ以降は財布のひもを少し緩めることにしました。現在は、本当に欲しいものは買うし、健康維持のための医薬品も買…