煙草をやめたい

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 瞑想をはじめて、今年で８年目になります。 しかし、「呼吸」を意識するなど段階的にプログラムに則って 瞑想をはじめたのは去年から。 「呼吸」は雑念が湧いたときに戻るべき、船の錨（いかり）のようなものです。 瞑想の効果について、次々と科学的根拠、エビデンスが発表されるような 現代になりましたが、なんといいますか、ストレス低減とか集中力が増すとか それだけでも充分なのですが、瞑想をつづけてきて、それだけでは味気ない。 ちょっと話はスピリチュアルになりますが、目的なき行動は飽きやすい というか、どうも心もとなく、そこで私が考えるのがやっぱり「…

銀河鉄道の夜はジョバンニとカンパネルラが銀河鉄道を旅し、その中で鉄道に乗り合わせた人との会話、そして海難事故で亡くなった3人の若者との会話を経ることで、ほんとうのしあわせとはなにかを考えながら旅をするという話である。 ジョバンニは父親が出稼ぎ、母親は床に臥している。父親は予定を過ぎても帰ってこず、活字を拾って(新聞をつくること)生計を立てている。そんなジョバンニはクラスメイトからそのことをいじられている。幼馴染のカンパネルラはそんな事情を察し、いつもその話になると顔を伏せがちである。 祭りの日もジョバンニは早く帰り、母親の看病をし、おつかいに行き、山に登る。そこで銀河鉄道に乗る。そこでジョバン…

おれは容易く納得をする、いずれにしても別れていたと。おれにはすでに分からない。あなたがおれを怨んだか、或いはおれを許したかなど。 今は余りに遠くにいます。二人の時計の針はもう、同じ鼓動を刻んでいない。切ないですね。 人生だなと思います。 ┬┴┌ 十二月二十六日。二〇二四年の十二月二十六日だ。かわたれ時。今日で四十歳になる。あっという間ではなかった。確かに幼い頃と比べたら一年なんてあっという間だ。しかし出来事が日々の中にもあり余っている。余りにも色々あった、余りにも。曲がりくねってはいないけど平坦でない歩みのもの語る、真実めいた一つの兆し。他でもないおれ自身が最初から信じていない。たぶん一度も信…

思うところあって今日からランニングを始めたのだけど、この事をブログにしようか迷っていました 他人のランニング日記やダイエット記録ほど読んでつまらないプラスなんとかαな物はないと思う たとえ有名人が書いたものであっても私は読みたいと思わないのだからこれをどう表現したところでやわらかく言ってもうんこそのもの つまりうんこ記事じゃなくてうんこなのです だって便秘で苦しんでいるおばさんと「毎日快腸フィットネスヨーグルトお姉さん」のブログがあったら私は便秘おばさんのブログが読みたい 意味が解らなくなってきたので走った感想です 煙草をやめたので楽だろうと思っていましたが、世の中には煙草なんか元から吸わない…

先ほどAmazonの支払いのためにコンビニに行こうとすると、彼氏が「煙草買ってきて」と私に頼んだ。そして、私に千円札を渡した。 しかし、私は彼が日頃から「煙草をやめたい」とぼやいていたのを見ていたので、「嫌や」と受け取らなかった。 しかし、彼氏は粘った。 「どうせコンビニ行くなら買ってきてよ」 そう言って、買ってきてほしい銘柄の空き箱を渡した。私はそれをフリースのポケットに入れた。 彼氏は私が出かけているうちに、私の布団に掃除機をかけてくれるらしい。その作業を頼み、私は家を出た。 たどり着いたコンビニで、私はAmazonの支払いをし、おにぎり4個とスイーツ4個を買い、そして煙草を買わなかった。…

■週末なので夜更かしをしている．今週はそこまで体調が悪い訳ではなかったが，よくもなかった．なんとなく常に疲れているし，時々ふらふらする．友達から鉄とか亜鉛とか足りてないかも？という指摘を受けたので，そのうち血液検査とか受けてみてもいいのかもしれない．夏頃に紙煙草をやめて代わりにスヌースを使っているのだけれど，最近量が増えているのでそれが原因かもしれない．仕事のストレスだろうなぁ． ■紙煙草は10年吸った．代り映えのない日々に嫌気がさして吸い始めた．一種のコミュニケーションツールとして役に立っていたと思う．まぁ，同じだけ別のひとを遠ざけていたのかもしれないけど．何度か禁煙を試したが無理だったので…

煙草をやめて一年ぐらいになる 冬の朝は布団から出るのが辛くてなかなか起きれないという感覚を数十年ぶりに感じている 喫煙しているとすぐに起きる 何故なら煙草が吸いたいから 気温がマイナスでも外に出て煙草を吸いコーヒーをガバガバ飲む また布団には戻るのだけどもう起きている

「冬でも花火ができるぞ！」 よくわからない最高の誘いが来て、衝動のまま家を出た。すれ違う人は皆寒さに顔を顰めて、各々の目的地へ向けて足速に歩いていた。地面は凍っていて煌びやかでスニーカーの私には少し歩きにくかったけれど、何よりこれから見られる最高への高揚感が私を加速させた。そいつは楽しそうに立っていた。じゃあやりますかと連れて行かれたのは喫煙所、なんだそれ。帰り道にもう一本ずつ吸った、吸い殻を地面に叩きつけると火が飛び散って、「ほら、花火じゃん」と言われた、なんだそれ。何号玉かだけ教えてくれ。 吸ったあとは指先から懐かしい匂いがする、この懐かしさの正体を昨日ふと思い出した。私を撫でるときのおじ…

シャインマスカット 小谷野敦 ごみを出しに行って戻ってきたら、何かを包丁で切る音が聞こえた。ちらりと妻の姿を見て、河原は自室へ入った。 椅子に座った瞬間、今でも煙草が喫いたくなる。七年も前にやめたのだが、最初の三年ほどはひどい禁断症状で、廃人になったようだった。 机の上に積んである、図書館から借りだした本の一冊を取り上げて、河原は読み始めた。塩野七生の「ローマ人の物語」の、第六巻である。学問の世界では異端的な著作かもしれないが、歴史学者でない河原にとっては、古代ローマの概略を知るのには適している。 河原健吾は、元々はシェイクスピアを研究する英文学者だったが、次第に日本の近代文学についての評論が…

先日の能楽堂では、ガムの助けを借りずに鑑賞へ挑んだ。途中若干白眼になりかけたけど、何とか起きていられた。ちょっと自信がついたかな。 クリニックの先生に「ダメだよ」と言われて以来、職場でも休憩時には持参した白湯のみである。空腹もピークを過ぎれば感じなくなります。昼飯の時間も少し遅めにしてるしね。ついでに炭水化物の取り方も考えて、帰ってからの遅い晩飯はパスタを封印！蒸し焼き料理に茹でたジャガイモを添えてビールを飲めば、気分はドイツ人である。ビールジョッキ買おうかな。 食後なら甘いものもＯＫとのことなので、残っていたココナッツサブレをデザートにしてみたら、砂糖の塊みたいに感じられてびっくりした。しば…

青年期（思春期の終わり頃？）になると、大抵の人は「さて僕は生きてる。ではどう生きようか？」という疑問にさらりとシフト出来るのだろうか？ 「さて、でも、そもそも僕って生きてるの？ 僕は何？ 世界は何？」のままで立ち止まってしまった僕のような人間は、「みんな（社会で苦しんで）生きていますよね」とか「みんな幸せになりたいよね」とかいう一般論に、するりと参加出来ない。自分がお芝居をしているような気がする。「勉強して、人の上に立って、とにかく稼いで」という昭和風の父の価値観は、僕にはかすりもしなかった。 太宰治もそうなんだよね。彼にとって、生きてることは当然。自分が社会の（末席にしろ）一員であることを疑…

忙しかった。 キャパが狭い。パンクして倒れて、繰り返さないために様々なことをやめてきた。家を出れば、仕事を辞めれば苦しみは終わる、世話役を引き受けなければ倒れない。いつも終わらなかった。次の苦しみがやってきた。もう好きなことだけしていようと思った。 好きなことのはずだった。楽しいことの。いつの間にかやっていることが増えてただ忙しさに毎日追われて息が詰まっていた。 もう何をしても次の苦しみがある。否、わかっていた。知っていた。だからこそ死のうと思っていた。一つの苦しみから逃れてもまた次が来る。これだけ繰り返してきたのだ。だから今の苦しみを取り払おうとするより、死のうと思っていた。準備は整っていた…