音は音波と言われるように波で、光もまた波の性質を持っています。 波は山と谷が交互に繰り返られますが、山と次の山までの長さが波長です。光は波長の短い方から青、緑、黄、赤と色が徐々にそして連続的に変化していきます。一方、音は波長が短い(周波数が高い)と音程が高く、波長が長い(周波数が低い)と音程が低くなります。 以前、目と耳の意外な共通点(その1)として、高齢になると、波長の短い青い光や波長の短い(周波数の高い)音に対して感度が低下することを示しました。つまり、歳を取ると青い文字が読みにくくなり、高音が聞こえにくくなるということです。 人の目と耳の特性について、もう一つ意外な共通点がありますので、…