埼玉県の熊谷スポーツ文化公園にある四フッ化エチレン樹脂ガラス繊維布コーティングされたドーム状の屋根を持つ巨大な体育館
彩の国くまがやドームの概要
1 建築概要
(1) 本体棟
延床面積 30,055.07平方メートル
階数 地上4階
構造 鉄骨造及び鉄筋コンクリート造
最高高さ 38.50m
席数 体育館 2,503席
多目的運動場 840席
合計 3,343席
屋根 膜部分(四フッ化エチレン樹脂ガラス繊維布)約15,000平方メートル
金属部分(フッ素樹脂銅版)約14,000平方メートル
(2) 機械棟
延床面積 2,748.17平方メートル
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
最高高さ 7.8m
2 設備概要
受変電設備 一般高圧6.6kV
自家発電設備 2,000kW
太陽光発電設備 出力5kW
エレベーター設備 20人乗1基
雨水利用設備 雨水貯留槽400立方メートル
太陽熱利用設備 太陽熱集熱器16台
3 主な施設機能
(1) 体育館 3,327.75平方メートル
バスケットボール3面、体操競技場1面
ハンドボール3面、バレーボール4面
(2) 多目的運動場 12,923平方メートル
一周250mトラック
テニス16面
ゲートボール20面
(3) 練習室 418.52m
トレーニングルーム、集会規模400人
4 施設の特徴
(1) 膜屋根工法を取り入れた大空間を持つドーム型の施設
(2) 膜屋根の採用による室内の照度確保と軽量化を図った施設
(3) 体育館と多目的運動場との内部間仕切を開放して、展示会・見本市などの大規模イベントの開催も可能な施設
(4) 太陽光、太陽熱、自然採光、自然通風、雨水を利用した環境にやさしい施設
(5) 悪天候時の国体開閉会式場としての施設
5 完成 平成15年3月