「熨斗鮑」(のしあわび)とは、 鮑の肉を薄く剥ぎ、引き伸ばして乾かしたものです。 古くは食料に用い、後には儀式の肴(さかな)として、 また、進物などに添えて贈りました。 鮑 熨斗鮑(のしあわび) 鮑 「鮑」(あわび)は神様への供物の代表的なものですが、 栄養価が高く、日持ちもすること、 アワビは100年生きると言われていること、 そして何度ものして長く伸ばしていることから、 長寿を願う縁起物となり、最高級の贈り物として扱われてきました。 「鮑」(あわび)は日本古来より親しまれ、 2000年前から伊勢神宮に奉納される品の一つになっています。 伊勢神宮にはその由来が伝わっています。 伊勢神宮の初代…