技術系の人間が何かを説明する時、よく陥る問題があります。 それは、物事の原理を説明していこうとすると逆に専門性が高まっていって難しくなることです。 もちろん学術的に深掘りしていけば難しくなるのは当たり前ですし、深掘りしていけばいくほど厳密さが重要になってくるので専門用語が増えたりするのは仕方がないことではあります。 どこまで噛み砕いて説明できるか、それはある意味で技術者の腕の見せ所かもしれません。 と能書きを垂れつつ、説明が下手な技術者の一例をこれからお見せしましょう。 打ち水 今回は打ち水をテーマとします。 打ち水は私の生息している業界であるHVAC&Rでも時々耳にする言葉で、「エアコンや冷…