非天夜翔が好きすぎて自分が読むために200話翻訳しました。万が一同じような趣味のかたが読んでおもしろいと思って下さったら是非原作を正規のルートで手に入れて読んでみてください。営利目的ではありません。要求があれば、すぐに削除します。 ーーー 第77章 越地の桃: 姜恒は界圭について桃花殿を出た。前を歩く界圭に姜恒は尋ねた。 「手は少し良くなった?」 界圭は答えた。「ご心配痛み入ります。」言いながら手を動かした。「あなたの医術のおかげでこの通り。さすがは羅宣の弟子、名に恥じませんな。」 姜恒は傍らの桃の木を見た。南の方はそろそろ夏になろうとしているこの時期にゆっくりと春がおとずれていた。桃花殿はそ…