「父は憶えている」2023年12月4日(月)新宿武蔵野館にて。午後3時5分より鑑賞(スクリーン2/C-4) ~記憶を失い帰ってきた父。喜びと戸惑いの果てに人々が見たものは キルギスと言われてもピンとこない。正直、どこにあるのかもよくわからない。中央アジアの国で、旧ソ連に属していたことは何となく知っているが……。 そのキルギスのアクタン・アリム・クバト監督は、世界的に知られた監督らしい。私は未見だが、「あの娘と自転車に乗って」「明りを灯す人」「馬を放つ」などの代表作がある。 クバト監督が、自ら主演も務めた映画が「父は憶えている」だ。クバト(ミルラン・アブディカリコフ)という青年が、父のザールク(…