多様性を認めようとせず、社会的マイノリティを抹殺しようとする社会を変革するはなし。 際限が無い人間の欲望を煽り続け、賭博や性産業に特化した資本主義が行きついた末路を風刺。 イメージとしては『火の鳥』の望郷編の終局部を彷彿とさせる(望郷編は秩序崩壊と滅亡で終わりますが)。 「役に立つ」人間しか認めなかったり、多数派を絶対正義として同調圧力をかけたり、タイムリーなテーマ。 観光資源による地域社会の活性化と称し、経済効果だけに走り歪な乱開発を行うどこかの島国に警鐘を鳴らしている。 多様性を認めず社会的マイノリティを抹殺し続けると、最終的には全体主義となっちゃって、同調圧力に組み込まれた時点で、大衆も…