分光計を利用した光の波長の測定 ・光を強め合う時に前提条件について 分光計の回折格子において、回折角をθ、格子間隔をdとすると、定数をm、波長をλとすると、 dsinθ=mλ と表すことができる。 この値が、強め合うのは、m=1,2,3...と整数になることは、高校の物理で既知の範囲だと思う。 ただ、この強め合う時の前提条件は、以下のようになる。 ①d<<Lであること。 (L:回折格子から、分光計の回折格子のレンズまでの距離) ②入射光が、並行に回折格子に入射することで、回折格子に入射した光が平行に回折すること。 ③回折格子に入射した光の位相が揃っていること。 この3つの前提条件は、分光計でど…