特殊文字の表示
ウェブページ上でUnicodeや特殊文字を表示するためには、まず、必要なユニコードフォントがコンピュータにインストールされていなければなりません。また、きちんと機能させるためには、ウェブブラウザの設定を調整する必要もあります。
ウィンドウズ版Internet Explorer (IE) では、デフォルトのラテン文字用フォントはTimes New Romanですが、このフォントには特殊文字範囲の字形はあまり多く含まれていません。そのため、IEを使って特殊文字をきちんと表示させるためには、特殊文字の字形を多く持つフォントを使用するようにブラウザを設定する必要があります。これには例えば、Windows XPに付属するLucida Sans Unicode、フリーで入手できるDejaVu Sans、TITUS Cyberbit、GNU Unifont、あるいはMicrosoft Officeに付随するArial Unicode MSなどがあります。
あるいは、スタイルシートを使ってTimes New Romanに字形がないコード(例えばハワイ語のオキナ)を指定し、これによってブラウザにこういった特殊文字をきちんと表示できるフォントを捜させることもできます。
Mozilla Firefox、Konqueror、Opera、Safariなど最近のブラウザのほとんどでは、特別な設定なしに特殊文字がきちんと表示されます。合字(リガチャ)形の文字をよりきれいに(かつ正しく)表示するためには、レンダリングエンジンをインストールするとよいでしょう。
HTML要素を使った表、チャート、またはボックス内でユニコードフォントにある特殊文字を表示するためには、TRタグ(またはTDタグ、ただしTDタグごとに使うよりTRタグに使う方が便利)中に class="Unicode" を指定します。wikiテーブルでは(TR と等価の) "|-"の後にいれてください(例: |- class="Unicode"のように)。
class="Unicode"は広いレンジのUnicodeブロックにあるいろいろな文字を混在表示させる時に、ウェブページ、HTMLまたはwikiタグに使えます。表示に必要な特殊文字のUnicodeブロックの範囲がラテン文字系に限られているのであれば、class="latinx"を使うことができます。特定分野の特殊文字用には、国際音声記号のためには、class="IPA"を、ポリトニック・ギリシア語にはclass="polytonic"を使うことができます。
http://link.ww3.jp/tool/kigou/:Unicode一覧表 -Unicode特殊記号全てを閲覧できます。