二宮ひかるの作品。単行本として世に出ているのは一つだが、実は二作存在する。
どちらも人間に見える(?)力を持った雌犬が飼い主である主人公の男の子と関係を持つのは一緒。そもそも1の話を書いたとき、続きも用意していたが結局没になったとは作者本人の談。ただしその没テイクが2に生かされたのかどうかは定かでない。 月刊アフタヌーン版の第一話は細かい点を除き、ヤングアニマルと一緒ではあるので、ひょっとしたらそのときのアイデアに何らかの肉付けがあったのかもしれない。
犬姫様(1) (アフタヌーン KC)
3回生も後半にさしかかり、人生に「就職」の2文字がちらつき始めた。親、友達、サークル、バイト……どこに行ってもその話ばかりしている気がする。嫌だ。大抵はへらへら笑うか叫ぶかして乗り切っている(?……やり過ごしている)が、断罪の時が刻々と近づいているのは確かだろう。人生のツケを支払うべく、処刑台に足をかける。今年のテーマは「紅白」。俺の担当は白。目障りなエントリーシートは、依然として空白のままだ。 こんにちは、夕陽です!京大漫トロピーが主催する12月を盛り上げる激熱イベント、紅白ファボ・RT合戦の2日目をお知らせするよ! 今日は偶数日なので、テーマは「白」です! というわけで、「白」に合ったいい…