先日、患者様の座位姿勢において、座面の感覚が極端に少ないという患者様を経験したという記事を書きました。 片麻痺患者様の感覚入力は理学療法士・作業療法士が悩む技術の一つ こうした症状は、現場で働くセラピストであれば結構経験しておられるみたいで 私の後輩からも、どのように治療をすればいいのかという話がありました。 さて、あなたなら、座面の感覚が極端に少ない患者様の治療はどのように進めますか? これ、実は話の続きがありまして、こうした患者様のリハビリは 座位姿勢よりも背臥位における左右への重心移動から 始めたほうが効果的だったりするのです。 こうした感覚的な気づきは日常生活動作の中でもとても重要にな…