それは「大人になりたい」という子どもの本能 「弁当の日」の提唱者、竹下和男先生の著書「『ごちそうさま』もらったのは“命”のバトン」(自然食通信社)には、弁当作りを経験した子どもたちのさまざまなエピソードが収録されている。 僕が講演で毎回紹介する「こげこげ弁当」の話もそのひとつ。 下の画像は、ある男子生徒が人生で初めて作った弁当。 竹下先生は、その弁当を「独立宣言弁当」と名付けた。 男子中学生が作った弁当 「弁当の日」の前夜、この男子生徒と母親の会話。 「母さん、あしたの弁当の日は俺に弁当を作らせてくれ」 「馬鹿なこと言わないの。弁当を作るのはお母さんの仕事。あなたは勉強をしなさい!」 竹下先生…