アンドレア・ケンドール=テイラー(新アメリカ安全保障センター上級研究員)が言っている。 ウクライナはこの夏に北部で反転攻勢を成し遂げましたが、彼らのフェイントとも言える戦略が奏功したのは事実とはいえ、なぜロシアは衛星を持っているのにもかかわらず、的確な行動ができなかったのか。ウクライナ軍の動向を読むのに十分な情報を獲得できていなかったのか。ウクライナ国防省の高官はロシアの偵察能力が想像以上にお粗末だと判断しているようです。どうやら、いままで西側の人々は、ロシア軍を過大評価してきたのかもしれません。どうもロシアは諜報活動や偵察活動ができていないだけでなく、チャンスを上手く利用できないと思っている…