ついに最終巻です。ネタバレしますのでご注意を。 章嘉ラマの寺に逃げ込んだ健作。寺と言ってもそこは一国の城のように壮大なものだった。 健作は大僧正に礼を言い自分を救い出すために死んでいった者たちを取り戻し手厚く葬りたいと願い出る。 その為には義兄弟の力が必要だった。彼らを呼び健作は遺体を返さない経棚の知事のいる城へと向かう。 話し合いに応じない知事を健作は自ら仕留める。 そして遺体に手を合わせた後丁重に棺に入れ章嘉ラマの寺まで連れ戻った。 しかしこの一件で健作には政府から通輯令が出てしまったのだ。これによって健作は別の省に逃げても逮捕されるし彼を隠した者も同罪になるというのだ。 これを聞いた健作…