台風11号が温帯低気圧に変わった。 気象庁は台風に関して発表から温帯低気圧に変わるまで随時情報を流しているが、今回の11号はその数172を数えた。 台風11号は発生当時から特異な動きを示し、西進、迷走、急発達、大型化と全く型にはまらない台風だった。 幸い日本では大きな被害はなかったと思われ、最後は日本海を時速80キロの猛スピードで駆け抜けて温帯低気圧に変わった。 被害に遭われた方にはお見舞い申し上げることしか出来ないのだが、台風11号の動きを振り返ると、不謹慎ではあるが何だか人生みたいだと思ってしまったのだ。 台風11号は8月28日15時、南鳥島近海で発生し、発生時の第1号情報では、すぐに 熱…