以前、にざたまの神田祭を見たけれど、今回の「お祭り」は、玉三郎のみ。もともと「お祭り」は鳶頭のみで踊っていたらしい。それが芸者に変わったり、人が増えたりその時によっていろいろではあるけれど、今回は玉三郎の芸者さんのみ。 仁左衛門の鳶頭は出てこないので、残念だな~と思っていたのですが、玉三郎がやっぱり素晴らしかった。 ついさっきまで、白髪頭でちょぼちょぼ歩いていたというのに(ぢいさんばあさんのことね)、さっそうと粋な姐さんになって登場。その美しさたるや。万雷の拍手。 やはり晴れやかに美しい玉三郎がいい! 顔が美しい。そして、踊りが美しい。手先が美しい。着物の流れるような線が美しい。裾さばきが美し…