2月10日から18日にかけて台湾鉄道で台湾を一周した。そのとき考えたことを書いておきたい。 台中では、日本統治時代の建物を見た。日本統治時代の建物はその後、台南でも、台南でも、高雄でも、台北でも目にすることになった。建物はそのまま置かれていた。そのまま置かれていて朽ちていないということは、手をかけてもらっているのだろう。日本統治時代の建物を見て時代のうねりには逆らえないと思った。人間はその中で、精一杯生きるだけだと思った。 台中から台南に移動。今回は移動が目的だが最初の一時間寝た。とても気持ちがよかった。起きると日が暮れていくところだった。日の出日の入りは人が一日を過ごすには美しすぎると思った…