(32年 - 92年(建武八年 - 永元四年) 中国後漢初期の歴史家、文学者。字は孟堅。班超、班昭の兄。班勇(班超の三男)の伯父。「漢書」の編纂者として一般に知られるが、文学者としても「両都賦」などで名高い。父班彪も歴史家であり、班固に先立ってすでに65編を編纂していた。班固は勅命により、父の業績を引き継ぎ、漢書をほぼ完成させたが、私怨により中傷を受け投獄されそのまま獄中で死んだ。その後、未完の部分は妹の班昭が完成させた。
*Amazonより 【あらすじ】 下級貴族に生まれ、書を読むことが好きな蔡倫は司馬遷の「太史公書」を夢中になって読んでいた。しかし当時は班固が父の代から始めた、前漢の建国から記した「漢書」を編纂して、司馬遷に対抗していた。一時は国史を改ざんしているとの噂も立てられたが、時の章帝が班固の格調高い文章を認め、国家事業として編纂作業を進めていた。そんな中で蔡倫は宦官となって身を立てることにした。宦官になると誠実な人柄が周囲から認められて、徐々に役職が上がっていく。 班固の弟班超は、学者一族の中にありながら武将での才覚に恵まれ、兇賊を平定し勢いを西域にまで広げ、現在の中東にあるシリアまで兵を派遣する。…
三綱六紀 今回は三綱六紀(さんこうろっき)です。 古代中国の人間関係についての考え方を言った言葉です。 「三綱(さんこう)」は皇帝と臣、父と子、妻と夫、の最も重要な基本原則です。そして、父、兄妹、一族、叔父、先生、友人、などとの関係を説明した文章です。 そういう文章があるんだ。 あるんです、「漢書」で有名な「班固」が書きました。 へー。 皇帝は臣下を指導し、父は子を指導し、夫は妻を導く、みたいな感じの文章です。 なるほど、そういう感じなんだ。 父と兄弟を尊重し、叔父は正義であり、氏族は秩序正しく、兄弟姉妹は親戚である、みたいな説明です。 なるほど、人間関係そのものを言ってるんだね。 そうです、…