こんにちは。 去る1月17日で阪神淡路大震災からちょうど29年が経過しました。来年で30年。本当に早いもので。神戸の街は見事に復興しましたし、阪神間の街並みは、地震前よりも発展しているかのように見えます。また、淡路島は今や京阪神から手軽に訪れることのできるリゾート地として、また、大都市を離れた企業が新たな本社機能を置く拠点としても、大きな注目を浴びるに至っています。 しかし、細かく見ていくと、この復興には色々と問題が隠されているようです。そして、今回の能登地震からの復興、再建を考えるうえで、この経験はとても役に立つように思います。 能登半島の各自治体は、長期的な人口減少と少子高齢化に歯止めがか…