大相撲の力士。「角界のベッカム」と呼ばれる。
ブルガリア出身。佐渡ヶ嶽部屋所属。本名は、カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ。
レスリングの欧州ジュニアアマ王者。
レスリング選手時代に佐渡ヶ嶽部屋の床山にスカウトされ入門する。
初土俵から史上最短の11場所で入幕を果たした。
平成17年名古屋場所、秋場所では連続して横綱朝青龍と優勝を争った。
新関脇の秋場所では初日から12連勝し、新関脇での初日からの連勝記録を更新した。
続く九州場所では横綱朝青龍を破って11勝をあげたため、
ヨーロッパ出身力士として初の大関昇進を成し遂げた。
初土俵から19場所での新大関は、幕下付け出しを除き、これまでの朝青龍の22場所を抜き史上最速の記録。
2mの身長からの上手投げは強力で豪快だが、プレッシャーに弱い面もある。
白鵬、稀勢の里などとともに、次世代の大相撲を担う若手有望力士。
本人は認めないが、稀勢の里とはライバル関係にあるらしい。
平成18年秋場所後、四股名を「琴欧洲」と改める。