はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と六十一 「リテラシー! リテラシー?」② 拍子抜け気味のAくんのその言葉から、あらためて、リテラシーを獲得することのそのハードルの高さが、リアルに眼前に迫ってくる。 しかしながら、そうは言っても、もちろん、リテラシーなるものを軽んじてしまえば、トンでもないコトが、私たちが気付かないうちに起こってしまうのではないか、という危惧もまた、ズシンと重くある。 ナニが正しいのか。 ナニが正しくないのか。 正しくないとはナンなのか。 ある人が、以前、こんなコトを話していたことを思い出す。 正しきコトには、必ず弱点がへばり付く。 正しきコトを語る人は、必ず、その弱点…