画像出典:皺を刻もう 題名は失念しました。詩人田村隆一氏のある作品の一部分にこんなのがあります。 「生きているのが花 そう言ったお前 お前はあっちを向いたままだ」 覚えているのは、たったこれだけ。 また多分、前にも後にも、もっと長かった気がする。それに、本当にこの通りのフレーズであるかも少し心もと無い。わたしが高校生の頃に図書室で偶然に見かけた本の中にそれはありました。 「あっちを向いたままだ」とは死んでしまったという意味でしょうね。思うに田村氏はこの時人生において、死んでしまった妻を想い寒々としてた孤独であったのかも知れません。 生きているのが花。そう、やっぱり人は生きていてこそそこに意味が…