大相撲夏場所はきょう、東京・両国国技館で初日を迎える。春場所で初優勝した関脇・霧馬山を筆頭に、次の大関を目指す関脇陣の出世争いが注目される。 大関を狙う関脇陣(左から大栄翔・霧馬山・豊昇龍・若元春) 大関を狙う面々、面構えがいい。 霧馬山(27)は初場所は小結で11勝、春場所は新関脇で12勝し、夏場所で10勝以上なら「三役で直近3場所33勝以上」という大関昇進の目安に達する。「チャンスはなかなか来ない。最後だと思ってやっていきたい」と意気込む。 また、大関経験者で、自らの不祥事で725日ぶりに幕内の土俵に上がるのは、東前頭14枚目の朝乃山(29)。 朝乃山は、夏場所で土俵人生の浮き沈みを経験し…