カメルーン生まれのゴリラのローズが手話を駆使して人間社会で努力するお話。ローズの頭が良すぎるので読んでいて楽しい。 読んでいてニッキー(自ら柵を登ってゴリラの元に落ちたクソガキ)の存在にイライラしっぱなしでした。ニッキーさえいなければローズは平和に動物園で暮らせていたはずなのに。 ニッキーが最後までなんのお咎めもなしという所が本当にダメでした。オチとして自分のせいで死んだゴリラのために何かするとか少しでもあればよかったかも。 故郷から遠く離れて頑張ったのに最後にはまたジャングルに戻るオチにはがっかり…こういう終わり方は「あるある」なのでローズには都会でずっと暮らしてほしかった。ダニエルが言って…