『喉頭軟骨の形態計測学的研究』 https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/002580248202200406 麦粒軟骨と甲状軟骨の形態計測学的検査を、0〜90歳の232例の剖検で実施した。 麦粒軟骨は、女性より男性に多く存在した。両側に認められる場合が、片側例より多かった。麦粒軟骨の存在により、甲状軟骨上角の長さは、通常の場合は短くなる。これは片側のみに認められる症例で顕著だった。 甲状軟骨の上角は、加齢に伴い、男性では前内側傾斜/女性では後外側傾斜を示した。上角は概ね真っ直ぐなものが多かったが、19歳以上では前方または後方に曲がっているものも…