「相違」を軸にしてみる 1)一目惚れ? ふられた? 男の歌 前回の「万葉集」2580番の歌(「万葉百科」さんのデータ・ベースから引用)。 ●番 号 巻11-2580 ●漢字本文 面形之 忘戸在者 小豆鳴 男士物屋 恋乍将居 ●読み下し文 面形の 忘るさあらば あづきなく 男じものや 恋ひつつ居らむ ●訓 み おもかたの わすれへ あらば あづきなく をとこじものや こひつつをらむ ●現代語訳 あの顔かたちが 忘れられる器(かたち)でもあるのなら、いたずらに 男たるものが 恋いつづけていようか。 ●歌 人 作者未詳 2)「男じもの」学研全訳古語辞典(Weblio古語辞典)説明 をとこ-じもの 【…