あの悲惨な事故が事件としてようやく二年半近くの月日を経て立件されたわけだが、既に報じられているように実質的な運行管理責任者としてはあまりにも無責任な姿勢で、亡くなっているふたりの乗船クルーにのみ全責任を負わせるような態度は、これも全員亡くなっているか行方不明の乗客ご遺族の神経をどれほど逆撫でしたことか。処罰感情が高まるのも無理からぬことかと。 またただ一度開かれた事故後の会見では冒頭中盤終盤と三度の土下座パフォーマンスを見せたが、土下座の回数で立件を免れるとでも本気で思っていたのだろうか。社長の個人的な事情などまるで知ったことではないが。 ついシリーズで屈指の秀作として知られる「男はつらいよ …