いつものごとく、通勤途中で読んでいたものです。書評をまとめるのに多少手間取って遅くなってしまいました。 タイトルからはどんなストーリーなのか想像はできませんでした。冒頭の部分を読むと登山関係の殺人事件?と思ったのですが、山のシーンはわずかです。そして主人公はてっきり雨村という原子力の研究者だと思っていたのですが、割と早い段階で飛行機の墜落事故で行方不明となります。そして夫を追いかける若妻の久美子を中心に話が進んでいくのです。 登場人物 あらすじ 感想 登場人物 雨村征男有能な原子力技術の科学者。研究所内で若手ナンバーワンの実力。 土器屋貞彦土器屋産業という新興商社の2代目。雨村とは学生時代から…