部品を製造している町工場の危機 スーパーベイシアではリニューアル開店に向けて精肉売り場を増強することにしたという。コロナでの巣籠もり需要で、ちょっと高めの肉を買い求める客が増えているのだという。外食に回していた金を家庭にということらしらい。そこでベイシアでは新たに食肉スライサーを導入した。肉の塊から薄切り肉を切り出す装置である。 この装置を製造しているのは大阪・藤井寺市のなんつね。国内シェア1位を誇り、日本で始めて食肉スライサーを開発した老舗だという。コロナ特需で前年比150%の売り上げで、過去最高の利益が出たという。肉は厚さで味が変わるのでカットには精度を求められる。そしてこの精度を支えてい…