ブログを始めて3年目の4月最後の日。 この投稿で400記事になります。 我ながらよく続いたと思いますが、更新が途切れればあっという間に読まれなくなり、再開しても以前の状態にはなかなか戻らない。 ブログはまるで生き物のようで、気難しいけれど離れがたい、愛着も確実に育っているようです。 こんなタイミングでなぜ『竹青(ちくせい)』なのかという気もしますが、『竹青』は1945年に発表された太宰治の短編小説です。 主人公は貧乏な書生。 意に染まぬ相手と結婚をしたが、30歳までにはひとかどの人物になりたいと、妻を殴って出奔する。 しかし、意を決して受けた科挙*1に落ちてしまい、カラスの生活をうらやましく思…