幸手市を訪問するたびに寄らせていただいているが、今回は一風変わった神様たちを紹介しよう。訪問日 2023年12月4、5日 訪問場所 埼玉県幸手市中四-二十-十 中世の幸手は田宮庄(たみやのしょう)または田宮町といい、その中心がこの神社で日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説も残されている、幸手で最も古い神社の一つです。田の中に金色の雷神が落ち、これを祠り田の中の宮、田宮としました。雷神は、水との関係が深く、特に農家の人々の信仰を集めました。また社の裏には瘤(こぶ)神社・疣(いぼ)権現・疱瘡(ほうそう)宮と書かれた石が建てられていて、皮膚病に悩んだ人々の、素朴な信仰の姿も見ることができます。この…