はしご酒(2軒目) その七 「アクション アッテノ リアクション モンダイ」② 私は、そのフットワークの軽さに、なにやらダークな偏(カタヨ)りがあるような気がしてならないのである。 そう、ダークな偏り。 そう、一部のピーポーたちにとってだけの、実に好都合なフットワークの軽さ。 あれほどまでに頑(カタク)なに、融通など全く利かなかったコトであったにもかかわらず、あたかも、いとも簡単に若ゴボウの炒め煮に替わってしまったレンコンのきんぴらのように、あるアクションによってサクッと変更せしめられてしまう、そのフットワークの軽さに、場合によっては、どうしても、ダークな偏りを感じてしまう。おそらく、そのコト…