読書会仲間と本を読んでいて、今はやりの「感情史」が話題になり、少し調べてみました。人の「感情」も過去から未来へと歴史的に変移していくだろう、くらいの雑駁なことは予想しますが、全体像をとらえるにはまだ断片的でよくわかりません。これは分厚い本のひとつも読まないとダメかなと思いつつ、ネットを眺めていたら、『痛みと感情のイギリス史』という本の編者・伊東剛史さん(東京外国語大学)が書いた短い記事を見つけ、興味深く読みました。『ピエリア』第9号(2017年4月)より一部引用させてください。http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/88877/1/pieria…