明治時代の精神科病院の呼び名。 精神病者(精神障害者)を入院させるための施設である。 当時精神病には治療法がなく、治療を行うというよりも、閉じ込める事が精一杯であった。 戦前に精神病院となり2006年、精神病院の用語の整理等のための関係法律の一部を改正する法律(精神病院の用語整理法)の制定で精神科病院となった。
癲狂院、後の精神病院に入院できるのはごく一部に限られ、多くは自宅にて牢屋のような場所に閉じ込められる私宅監置にされた。