ランキング参加中多言語・多文化 中国の企業との間でソフトウエアのビジネスを始めて今年12月で15年になる。中国人の担当者との会話や文書のやり取りはずっと英語で行ってきたのだが、会話が通じないもどかしい場面に何度もぶつかってきた。英語そのものが通じないのではなくて、地名や人名の発音が通じないのである。漢字を紙片に書くことによって問題は解決されるのだが、固有名詞がでてくる度に筆談が必要となっていた。 日本語話者のこちらは、日本語読みでしか発音できないので、それを英語での会話にまぜて使う。そのとたん、相手との会話が途切れてしまったのである。悔しかったのは、英語ネーティブの同僚が会合に同席していると、…