現存する沖縄民謡界最高の唄い手。(1930−)
琉球民謡協会名誉会長、琉球民謡登川流宗家、琉球古典音楽湛水流名誉師範、沖縄県無形文化財技能保持者。
1930年生まれ、兵庫県尼崎市で生まれ、沖縄県石川市(現・うるま市)で育つ。
幼少時より唄に優れ、16歳で地謡見習いとして唄の道に入り、終戦後の一時、照屋林助とコンビを組んで沖縄各地や米軍基地を回り、コミックバンドとして活動する。このような経歴から唄の幅は琉球民謡に限らず、流行歌・アメリカンポップスと幅広い。
照屋林助とのコンビを解消してからは『自分の役割は古典の保存』と思い定め、宮廷音楽から庶民の民謡までのあらゆる沖縄古典音楽の保存・伝承に努める。
最近では俳優としても『ナビィの恋』での飄々とした演技等で有名である。
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