ネタバレあり 本編も残すところあと二冊。いよいよクライマックスのりゅうおしですが、読み終わって棋士とAIという大きなテーマが終わり後は長いエピローグが待っているような感じを受けました。終盤でタイトル回収されたのもその思いに一役買っています。 《淡路》の見せる将棋の終わりに絶望した八一でしたが、歩夢との戦いで再び人間の可能性を信じる心を取り戻しました。しかし、《淡路》により導かれた『死亡フラグ』はすでに世に解き放たれてしまった後。ほとんどの人間が気付けない中、それに辿り着いたのは椚創多。 八一は己の後始末のため、将棋の未来を人間の手に取り戻すため、創多との戦いに挑みます。 そしてその前に身体の回…