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皇統譜

(一般)
こうとうふ

皇統譜とは、天皇および皇族の身分に関する事項を登録する帳簿のことで、皇室典範第26条・皇統譜令により規定されている。
皇室の戸籍にあたるものとされ、皇統譜をもとにして皇位継承順位などが定められる。
皇統譜は、大統譜皇族譜からなり、大統譜は天皇・皇后・太皇太后・皇太后に関する事項を、皇族譜は所出天皇により、親王、内親王、王、女王のおのおのについて登録するものとなっている。
皇統譜は1870年に定められ、「古事記」「日本書紀」を原本とし、その後は「正史」の記述をもとにつくられている。これが、天皇の始祖が紀元前660年に即位した神武天皇であること、今上天皇が第125代天皇*1、123人であることなどとされている根拠となっている。
なお、原本は宮内庁に、副本が法務省にそれぞれ保管されている。

*1:ただし、大王と呼ばれた時期も含まれていること、実在が疑われる天皇がいること、2人の天皇が並立した時期があることなども踏まえると、数字自体にはあまり意味がない

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